タイに1ヶ月滞在を決めた僕らは、ゆっくりタイの観光スポットを巡る事にした。タイといえば日本人にも人気の観光スポットだが、世界中の国々でもバックパッカーの聖地として知られている。街を歩けば大きなバックパックを背負った人々が目に入り、自分たちも旅人の仲間入りを果たしたことに少しだけ胸が高鳴る。そんな感じでタイのアユタヤへと僕らは足を運んだ。
アユタヤ観光
僕らが住んでいるバンコク郊外からアユタヤまでは地下鉄や電車を使って大体3時間程のかかる。
僕らの旅は節約旅なのでなるべくツアーなどは使わずに自分たちの力で現地まで向かうのが旅のルールだ。
予定していた電車に間に合わず、2時間をロストしてしまったが、それも旅の一部だと考えて、ゆっくりと旅の空気を味わうことにした。電車の車窓から見える景色はバンコクの都会の景色をとは一変して、一目でわかる程、貧困層の家々が並んでいた。日本では考えられないが、線路の上で大胆に腰を下ろして井戸端会議を繰り広げていたり、ゴミを拾っていたり、何か食べていたりとタイの表と裏を目にしているような気分になった。国は同じでも、住む地域でこんなにも生活水準が違う事に驚いた。そうこうしているうちに、予定していた時間よりも少しだけ遅くアユタヤに到着した。
アユタヤは古代遺跡が有名で、アニメで描かれているような景色が広がっていた。アユタヤはかつての王朝が争いによって壊された状態をそのままに残しているため、首のない無数の仏像や仏像の顔が木に埋め込まれた菩提樹が残っており、銃もない時代の残酷な争いの跡が仏像という形で残っていることに不思議と神秘的とさえ思えた。
古代の建造物を横目に人を乗せるゾウが歩いている景色は日本人の僕らにとってはすごく非日常的で楽しかった。
タイに旅行を考えている人がもし読者の中にいたら、ぜひアユタヤの観光をオススメしたいと思った。
バンコク観光-三大寺院
アユタヤ観光からしばらくして、今度はバンコクを観光する事になり、三大寺院が有名なので、行ってみる事にした。
タイは仏教徒が多く、寺院も色々な場所にあるのだが、どの寺院もとても美しかった。その反面、どれだけお金を費やしているのだろうかと想像してしまう自分がいる事に少し引け目を感じてしまった。
世界を巡っていると、多くの国で宗教的な側面を学ばずには観光が楽しめなかったりするのだが、日本とは少し違って他国の人々の生活と宗教は密接に関わっていて隣り合わせになっていることが多いなと感じた。
今や多くの寺院や礼拝場所は観光地化しているが、私たちは地元の人々の尊い場所に足を踏みれていることを絶対に忘れてはいけないと感じた。
カオサン通り
カオサン通りは最も有名なタイのナイトマーケットなのだが。
世界中の人々が通りを埋めつくしている。
私は非日常に触れる瞬間に最も旅の意義を感じるのだが、その理由は自分の経験値が上がって人間的に成長した気分になるからだ。
カオサン通りには非日常が溢れかえっている。
狂ったように道路の真ん中で踊る西洋人や大麻を吸ってハイになっている人(タイでは2022年に大麻は合法化された)、サソリやバッタを食べ物として売る人、マンゴーとライスと練乳の組み合わせ。
あげれば、キリがないほど非日常が溢れかえっている。
固定観念に囚われて挑戦しないよりは、固定観念をぶち壊して挑戦してみた方が絶対得ではないだろうか?
挑戦してダメならそれでいいじゃないか・・また一つ自分や世界への理解が広がったと思えばいい。
実際に私はバッタやイナゴ、コオロギ料理は今や美味しい食べ物とすら思えるし、大麻だってただ悪い薬物とは思わない。踊り狂う事だって全力で今を楽しむ技術とさえ思える。(これは僕向きではなかったが)
そんな感じで、自分の日常をぶち壊したい人はまずファーストステップとしてカオサン通りに行ってみるのをオススメしたい。比較的安全だし、日本から近いし、安いし。とてもおすすめだと思う。
てな感じで、タイの観光のお話しをしましたが
少し長くなってしまいましたね・・・
次は少しプチ移住で何をしてるのか目的について話していきます。
また読んでくれると嬉しいです。
アデュー
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